活動レポート


オンライン日本語アクセント辞書 (OJAD) 講習会 (21 May 2014)


2014年5月21日(水)午後1時半より、東京大学工学部の峯松信明先生による、オンライン日本語アクセント辞書(OJAD)の講習会が行なわれました。この辞書は、東京大学と国語研の共同研究で開発されたものです。
http://www.gavo.t.u-tokyo.ac.jp/ojad/

以下に、参加者からのレポートと写真を掲載します。

「この講習会では、パソコンの日本語テキストの音声合成を作られている音声工学の専門家が、日本語教育の音声学の専門家とチームを組んで、「オンライン日本語アクセント辞書(OJAD)」を開発された経緯をお話しくださいました。

日本人はアクセントの誤りに敏感であるという実験結果を受けて、‘本語の文章を意味のまとまりごとに分け、▲侫譟璽困瓦箸鵬擦旅眥磴鬟團奪船ーブで示 し、フレーズの中の最初のアクセント核を見つける、という作業をし、練習することで、自然な日本語の発生が実現できるということを説明していただきまし た。

実際の留学生による練習前と後の実例はたいへん説得力がありました。日本語学習者の誰もが練習後の「日本人にとっての自然な日本語の読み方」の方が聞きやすいと感じるわけではなく、後者の方がいいことを理解してもらうところから始めなければならないこともある、という点も興味深かったです。

まだ発展途中であるOJADの様々な癖を指摘してくださったことは、実際に音声指導の現場で使用するうえでたいへん役に立つと感じました。技術者の観点と、日本語教育の現場の状況を踏まえながら開発されたOJADは、短期のプロジェクトの成果で終わるのではなく、今後も実際の音声指導現場からのフィードバックを受けながら幅広く使用されていくことが現実感をもって伝わってきました。」


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